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サザンオールスターズ名曲集【8】●シングル「Ya Ya (あの時代を忘れない)」 [サザンオールスターズ]

サザンオールスターズ名曲集【8】●シングル「Ya Ya (あの時代を忘れない)」


16.Ya Ya (あの時代を忘れない)(1982年)
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=XAInTaX5oiQ

イントロで女性の声で英語のナレーションが入り、これは歌詞に表示されていないが、カラオケなどでは文字が出る場合がある。
歌詞に登場する「better days」とは桑田らが青山学院大学で所属していた軽音楽サークルの名前で、大学構内の様子も描写されている。
ちなみに同年7月に発売されたアルバム『NUDE MAN』収録曲に、『PLASTIC SUPER STAR (LIVE IN BETTER DAYS)」というものがある。
サビの歌詞には「ジャズマン (JAZZ MAN)」以来のフランス語が登場する。
ライブではラストを飾ることが多い一曲である。
2008年8月17日の日産スタジアムでのライブ最終日でもラストを飾った。



17.ボディ・スペシャルII(1983年)
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=5Z8FaK42ykA

サザンのシングルとしては久々の、ロック調の曲。
ヒット曲でありながら、収録された作品が現在全て廃盤となっていたため、2005年の再発時には最も売れた作品で、オリコンで15位という22年前の作品の再発版とは思えないヒットを記録した。
現在ではライブの定番曲であり、「勝手にシンドバッド」や「マンピーのG★SPOT」と同じくライブの最も盛り上がる部分に演奏されることが多い。
その中でステージの縁に水を入れた紙コップを並べ、それを客席に向かってぶちまけるというパフォーマンスが行われる(屋外のライブの場合、ホースで水をまくというものもある)。
歌詞の内容もジャケット同様エロティックなものである。
2番冒頭の歌詞には放送禁止用語を英語とのダブルミーニングでぼかした歌詞が登場するが、その部分の歌詞自体は『Man Call』となっているため、特に放送自粛の処置が取られることはない。
サウンド面では、原由子の奏でるオルガンが前面に押し出され、ソロ演奏こそないものの曲全体に渡って強烈な存在感を放っている。


18.EMANON(1983年)
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1SQJCScnD1Y

タイトルの「EMANON」は「NONAME」を逆から呼んだ説と、同名映画から取ったという説があるが、現在でもはっきりしていない。
大人の恋模様を描いた作品。
発売直後のコンサート、『SASたいした発表会・私は騙された!!ツアー'83』、1991年の『THE 音楽祭 -1991-』以来長らく演奏されていなかったが、2004年の年越しライブ『暮れのサナカ』にて久々に披露された。



19.東京シャッフル(1983年)
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=hH94wB38wZU

1983年のサザンを締めくくる作品。
この作品で、1979年11月に「C調言葉に御用心」で出演して以来、出演が途切れていた『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ系)にも約4年ぶりに出演している。
歌詞が七七七五の都々逸調。
タイトル通りのシャッフルビートに、歌詞にも出て来るクラリネットが絡む。
他にもジルバなどジャズやラテンを感じさせる歌詞も登場。
ドラムには1980年代に流行した六角形の電子ドラム「シモンズ」が使用され、松田弘は「この曲でシモンズの音がハマッた」と絶賛し、その後もしばらく松田はレコーディングやライブでシモンズを使用していた。
昭和初期の東京がモチーフ。

本作でサザン3度目の『NHK紅白歌合戦』出場も果たすが、メンバー全員楽器を持たず、ミュージカル風の演出で出演するというスタイルを演じている。
桑田は頭髪を「紅白歌合戦」だけに紅白に染め分け、メンバー全員がダンスを披露した。
桑田がボーカルを取り、他のメンバーは僅かなコーラスのみであり、演奏はNHKのバックバンドによるものであった。
なお、この時がサザンとしては最後の紅白出場であり、2010年に桑田がソロで出場することとなった。



20.ミス・ブランニュー・デイ(1984年)
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=9qNYRU6fpBE

『ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)』は、サザンオールスターズの20枚目のシングル。
20枚目と言う節目と同時に、ちょうどデビュー6周年となる1984年6月25日に発売。

シーケンサーやシンセサイザーなどを取り入れたスタイルである。
オリコンの集計上不利な月曜日発売であることもあり初動は10位。
8週目で最高位である6位を記録している。

タイトルはそのまま『日々新しいブランド・流行を追い求める女性』と言った意味を持ち、流行っているものを即座に欲しがるような、流行に流されやすい当時の女子大生の姿を風刺したものである。
ただし、詞はこうした風潮への批判を意図したものではなく、「このような部分を持つ現代の女を愛してしまう、ちょっと甘い男のラプソディー」と桑田は語っている。

原由子によるシンセサイザーは、1980年代に流行したテクノポップ色の強い音色で、ライブでは曲順の構成上、「マチルダBABY」と連続して演奏される場合が多い。
またイントロでこぶしを突き上げるのがライブでの定番。
間奏も毎回アレンジが加えられる。
この後バラッドシリーズを除く全てのベストアルバムに収録。

後に槇原敬之がカバーした(1998年のカバーアルバム『Listen To The Music』に収録)。
2003年には小柳ゆきがカバーした(カバーアルバム『KOYANAGI the COVERS PRODUCT 2』に収録)。



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■■日本のフォークソングの歴史、フォークソングの名曲、昭和のフォーク、フォークソングの名作■■
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■■日本のフォークソングの歴史、フォークソングの名曲、昭和のフォーク、フォークソングの名作(2)■■
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サザンオールスターズ名曲集【7】●アルバム「ステレオ太陽族」 [サザンオールスターズ]

『ステレオ太陽族』(ステレオたいようぞく)は、サザンオールスターズの4枚目のオリジナルアルバムであり、本作の9曲目に収録されている楽曲名である。
1981年7月21日発売。


1.Hello My Love 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:八木正生)
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Qxej1aELdGI



2.MY FOREPLAY MUSIC 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Fgc_olqUh7g

13枚目のシングル「栞のテーマ」のカップリング曲。



3.素顔で踊らせて 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=rI_pcHbjES4

ユニ・チャーム「アンネナプキン」のコマーシャルソングとなり、桑田佳祐もCMに出演。
CM内の「偉大なる女性に感謝」というフレーズは同年のCM年間ベストフレーズに選出・ノミネートされている。
男性が女性の生理用品のCMに出演するのは異例のことであった。
歌詞中に「2月26日にはささやかな二人の絆」という言葉が出てくるが、2月26日は桑田の誕生日である。
PVは製作されていないが、2003年のDVD『Inside Outside U・M・I』にイメージビデオが収録された。



4.夜風のオン・ザ・ビーチ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ

サザンの楽曲では茅ヶ崎・鎌倉・横浜・稲村ヶ崎などの地名が度々登場するが、辻堂が出て来るのはこの曲のみ。
ライブで演奏される事は少ないが、2003年のツアー『流石だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS! ~カーニバル出るバニーか!?~』では、ツアー各地の地名に変えて歌われた。



5.恋の女のストーリー 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=wvWwS0PrffI

本作で最もスローテンポな楽曲。映画「モーニング・ムーンは粗雑に」挿入歌。



6.我らパープー仲間 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:八木正生

タイトルは翌年本作を引っさげて行われたコンサート『愛で金魚が救えるか? サザンオールスターズ PAAPOO ツアー'82』のツアータイトルにもなっている。



7.ラッパとおじさん (Dear M.Y's Boogie) 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:八木正生
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=LpdCfMEVIBk

全英語詞曲。
ただ、歌詞中のセリフは日本語になっているが、こちらは歌詞カードに記載されていない。
タイトルのモチーフであり、歌詞に登場するMr.Yagiは本作を中心に編曲に携わるサポートメンバーの八木正生のことを指す。



8.Let's Take a Chance 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:八木正生

映画「モーニング・ムーンは粗雑に」挿入歌。



9.ステレオ太陽族 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=4WcDAuRU-pU

タイトル曲。
1分29秒と非常に短い楽曲である。
映画「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」で挿入歌として使用された。



10.ムクが泣く 作詞・作曲:関口和之/編曲:サザンオールスターズ

「ムク」とはベースの関口和之の愛称であり、同曲は作詞・作曲・ボーカルも本人が担当。



11.朝方ムーンライト 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=JCv2z1Pw4pI

直前に発売された12枚目のシングル「Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)」のカップリング曲。
映画「モーニング・ムーンは粗雑に」挿入歌。



12.Big Star Blues (ビッグスターの悲劇) 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=4CNuKIVFOwM

映画「モーニング・ムーンは粗雑に」主題歌。
このシングルは現時点でサザンオールスターズ最低売上のシングルである。
歌詞にはエリック・クラプトン、オノ・ヨーコ、さらにオノ・ヨーコの夫であり、ビートルズのメンバージョン・レノンを射殺したマーク・チャップマンの名が登場する。



13.栞(しおり)のテーマ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-Rv33QuPIe4

「MY FOREPLAY MUSIC」とともにシングルカット。
映画「モーニング・ムーンは粗雑に」挿入歌。
『栞』とは同映画の登場人物の名前である。



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サザンオールスターズ名曲集【6】●アルバム「チャコの海岸物語」他 [サザンオールスターズ]

サザンオールスターズ名曲集【6】●アルバム「チャコの海岸物語」他


11.シャ・ラ・ラ1980年)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Oc4XmXWw_AY

『シャ・ラ・ラ/ごめんねチャーリー』は、サザンオールスターズの11枚目のシングル。1980年11月21日に発売。
桑田と原のデュエット曲。シングルA面では初であり、現在唯一の作品である。
また、桑田が原以外のメンバーとデュエットした曲は、シングルに限らず存在しない。
オリジナルアルバム未収録であり、現行盤ではバラードベスト『バラッド '77~'82』にのみ収録されている。
サザン初のクリスマスソングであり、歌詞の中にもクリスマスと言う単語が登場する。
サザンの楽曲の中で原が編曲に関わった曲もいくつかあるが、本作では原自身が「ストリングスの編曲をしたがボツにされてしまった」と雑誌でコメントしており、本作では八木正生が弦編曲を担当している。



12.Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)(1981年)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ecoj_bRSEaY

前作から7ヶ月という間隔をあけてのリリース。
サザンのシングルとしては最低のオリコン最高位と売上作品である。
本作は収録アルバム『ステレオ太陽族』の先行シングルである。
また、テレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』で初出演した際に「みんなのうた」と共に披露した曲でもある。
本作は映画『モーニング・ムーンは粗雑に』の主題歌となり、同映画の音楽監督としてサザンオールスターズがグループとして担当している。

タイトルはバグルズの「ラジオ・スターの悲劇」を捩ったもの。
歌詞には桑田が強い影響を受けたダスティン・ホフマン、エリック・クラプトン、ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコ、そしてジョン・レノンを射殺した熱狂的ファン(と言われている)マーク・チャップマンの名前が登場する。
また、歌詞中の「放送禁止などの仕打ち」とは同年リリースされた原由子のシングル『I Love Youはひとりごと』が歌詞が卑猥のため放送禁止曲とされてしまったことを指している。
この曲のライブバージョンが、1989年のシングル『フリフリ'65』のc/wとして収録されている。



13.栞のテーマ(1981年)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-Rv33QuPIe4

前作「Big Star Blues」からは3ヶ月ぶりと比較的早いリリースとなった。
サザンでは最後のシングルカット曲である。
なおジャケットは『ステレオ太陽族』のジャケット写真を流用している。
タイトルの“栞”とは、前作「Big Star Blues」が主題歌となった映画『モーニング・ムーンは粗雑に』に登場する女性の役名であり、本作も映画の中で使われる音源とシングル版では歌詞の内容が違う。
映画用に製作されたバージョンは、作品の中でのみ聴くことが出来る。
ちなみにこの映画の音楽監督はサザンオールスターズが担当している。

なお、貫地谷しほりの「しほり」はこの歌にちなんでつけられたものである。




14.チャコの海岸物語(1982年)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=JhoZycwkjxw

歌謡曲やグループサウンズを意識した楽曲になっている。
演奏時間は3分33秒だが、曲の最初の20秒間と最後の20秒間は波の音のため、実質的な演奏時間は約2分50秒ほどしかない。
発売翌週のオリコンシングルチャートでは初登場46位であったが、当時メンバーの桑田佳祐と原由子の結婚も話題となり、徐々にチャートを上昇。最終的に最高2位となった。
年末にはアーティストとして全日本有線放送大賞最多リクエスト歌手賞を受賞、この曲で同賞の最多リクエスト曲賞も受賞し、大晦日には1979年以来3年ぶりに『NHK紅白歌合戦』にも出場した。
もっとも、この曲は桑田自身がイロモノの位置付けで製作した楽曲であり、いわく「街で流れていても『へぇー』ぐらいしか思わない、好きだけど嫌いな曲」で、ヒットはしたものの、バンドとしては微妙な曲となってしまった。
1990年に日本テレビ系の音楽番組『歌のトップテン』に出演した際、「サザンの歴史上、最低のヒット曲です」と発言したこともある。
もっとも、近年では自身のライブで(サザン、ソロ問わず)取り上げられる機会も多く、以前ほど否定的な発言も見られないため、今ではある程度「フッ切れた」状態にあると思われる。

当時人気を博していたアイドル・田原俊彦と歌い方を完全に真似した曲であり、この他の楽曲と比較して、桑田の声とは違う印象を受けるような謡口である。
この歌い方は、2008年現在でもこの曲を歌うときのみ、主にAメロでモノマネを交えながら披露している。
歌いだしの歌詞「抱きしめたい」は、歌詞カードには記載されていない。
2番の「愛してるよ」というセリフ及びそれに続く「お前だけを」という歌詞も記載はない(2005年の再発盤では記載)。
タイトルになっている“チャコ”とは元歌手で発売当時ビクター音楽産業のディレクターとして在籍していた現エイベックス・エンタテインメント取締役飯田久彦の愛称である。
同じく歌詞に登場する“ミーコ”は弘田三枝子、“ピーナッツ”はザ・ピーナッツから取られている。



15.匂艶 THE NIGHT CLUB(1982年)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=qvo5lGn3IJM

タイトルの『匂艶』は桑田の造語であり、現在ではほぼすべての作品でタイトルの表記を「匂艶(にじいろ)THE NIGHT CLUB」と振りがなを付記している。
ちなみに『匂艶』という単語は、後1996年のアルバム『Young Love』収録曲「Moon Light Lover」の歌詞にも登場している。
サザンとして初めてPVが制作され、撮影は「あぶない刑事」など多くのドラマ撮影に使われた事がある、横浜の米軍基地近くのバー『スターダスト』で行われた。
また、この映像が収録されたシングルクリップのビデオも発売されたが、現在は廃盤。

1982年放映の「第2回日本作曲大賞」で、優秀作曲者賞受賞。

ホーンセクションを加えた、デビュー当時から得意としている歌謡路線である。
本作発売の2ヵ月後に発売されたアルバム『NUDE MAN』に収録された。





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サザンオールスターズ名曲集【5】●アルバム「タイニイ・バブルス」 [サザンオールスターズ]

サザンオールスターズ名曲集【5】●アルバム「タイニイ・バブルス」


●1.ふたりだけのパーティ ~ Tiny Bubbles (type-A) 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:新田一郎
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=e7cu6QGGLV8

「ふたりだけのパーティ」がヤマザキナビスコ「チップスター」CMソングに使われた。
サザンとしては初のメドレー形式楽曲。
桑田がボーカルを取った曲としては最も高音域な楽曲であり、地声の最高音はhiDまで到達する。
「Tiny Bubbles (type-A)」は単独曲でないため厳密には異なるが、本アルバム収録の「Tiny Bubbles (type-B)」と同時にサザン初の全英語詞曲となる。



●2.タバコ・ロードにセクシーばあちゃん 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:新田一郎
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=WmNLxooUlgc

コミカルなタイトルだが、内容は人生の晩年を迎えた男女の恋心を歌ったラブソングである。
“タバコ・ロード”とは、アメリカ南部のジョージア州で、煙草の葉・綿などの農業で発展した街を通る街道の通称で、同タイトルのアメリカ映画やブルース音楽が存在する。



●3.Hey! Ryudo! (ヘイ! リュード!) 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/管編曲:八木正生
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=7-atFfh9uIg

「Ryudo」とは作曲家でありダウン・タウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童を指す。
このアルバムの直前に発売され、本アルバム収録の6枚目のシングル「涙のアベニュー」のカップリング曲であるが、シングル盤からは桑田と関口の漫才的掛け合いや後奏がカットされている。
こちらのバージョンはシングル盤にのみ収録。
タイトルはビートルズの「ヘイ・ジュード」のもじり。



●4.私はピアノ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:八木正生
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=L-bi3SEq-uk

原由子初のソロボーカル曲。
後に高田みづえにカバーされヒットとなる。
サザンらしい「変化自在」な歌詞になっている。
しかし「はらぼう」は器用な歌い方をするよね。



●5.涙のアベニュー 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:八木正生
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=7NsWUN6ZZQc

FIVE ROCK SHOW 第1弾(通算では6枚目)のシングル。
歌詞は横浜について歌われている。



●6.TO YOU 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:八木正生
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=0d8MBQ4Obtc

歌詞中にはサザンが所属する事務所アミューズの名が登場する。



●7.恋するマンスリー・デイ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=LowA4cL-W3Y

同時発売となり実質シングルカットとなった7枚目のシングル。
歌詞は女性の生理について歌われており、登場する「ユウコさん」とは原由子の事である。



●8.松田の子守唄 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:新田一郎
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=AlV8RbHzf1w

僕がサザンの歌の中で最も大好きな曲(当時つきあっていた彼女の影響なんだけれどさ。)。

桑田作でドラムスの松田弘初のメインボーカル曲。
タイトルはフォークグループ「赤い鳥」の『竹田の子守唄』のパロディー。
ライブでも幾度か演奏され、松田はドラムを叩きながらのボーカルを披露した。



●9.C調言葉に御用心 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦編曲:新田一郎
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ipqD4zUZA2s

5枚目のシングル。
C調とは"調子いい"の意。



●10.Tiny Bubbles (type-B) 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ

単独曲としてはサザン初の全英語詞曲。
1曲目の「Tiny Bubbles」部分がカットされた形となるが、歌詞・歌唱共に異なる。



●11.働けロック・バンド (Workin' for T.V.) 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:八木正生
      ↓
http://www.youtube.com/watch?v=GxDjJJMA574

歌詞は、テレビ出演に忙殺されていた際の嘆きや怒りを歌っている。
タイトルは自分達自身に訴えかけている。






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サザンオールスターズ名曲集【4】●シングル「恋するマンスリー・デイ」他 [サザンオールスターズ]

7.恋するマンスリー・デイ(1980年)
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=tI1TytKxvzE

女性の生理の際の憂鬱な気分を唄っている。
ハワイの税関で、お腹を痛めた原が税関職員から「マンスリーデイ?」と尋ねられたことがきっかけで書かれた。
歌詞に登場する「ユウコさん」とは原由子から拝借した名だが、原個人を指している訳では無い。
原も「いやらしい感じはしない。むしろ女性に対する“思いやり”みたいなものを感じる」と語っている。
曲はボブ・マーリーらに影響を受け、レゲエ調を取り入れている。



8.いなせなロコモーション(1980年)
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1Cq3YBoGWeE

歌詞の中には、コニー・フランシス、ドリス・デイ、シュープリームス、フランキー・ヴァリ、ビーチボーイズなど、桑田が強い影響を受けた1950年代から1960年代を代表する、オールディーズと呼ばれるアメリカンポップスのアーティスト名が多数登場する。
アサヒ飲料『三ツ矢サイダー』CMソングにもなった。
ライブでの演奏頻度が高い楽曲であり、後年のライブではチアリーディングや応援団風の演奏形態がとられるなどのアレンジがされている。
1998年の、サザン20周年ライブ『スーパーライブ in 渚園 モロ出し祭り』では、この曲の演奏途中で爆笑問題による、この曲の歌詞を題材にした漫才が挿入された。
2000年のシングル「この青い空、みどり ~BLUE IN GREEN~」のアナログ版のc/wにライブバージョンが収録されている。


9.ジャズマン (JAZZ MAN)(1980年)

歌詞の内容や曲調は、ジャズ、とりわけスイングと呼ばれるスタイルを意識したものになっている。
桑田本人によると『ジャズ・ピアニストであった八木正生さんに大きな影響を受けた』と語っている。
オリジナルアルバム未収録であり、1989年のベストアルバム『すいか』では収録されたものの、こちらは現在廃盤。



10.わすれじのレイド・バック(1980年)
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=PWMLN0wFoOU

歌詞は男女の情事を描いた際どい表現が多いが、曲調はバンジョーの音色が響くカントリー調のものになっている。
当時桑田は「ザ・バンドの曲からイメージが浮かんだ」と語っている。
オリジナルアルバム未収録であり、現行盤では『バラッド '77~'82』にのみ収録。
『すいか』にも収録されていたが、現在廃盤。
2003年のコンサートツアー『流石だ真夏ツアー! あっっ!生。だが、SAS!~カーニバル出るバニーか!?~』で演奏された際には、歌詞が25周年(当時)の感謝を込めたものに変えられ、デビューから5年以内の曲を中心とした曲のメドレーを締めくくる曲であった。
2005年の再発時にはオリコンチャートでの最高位を約25年ぶりに更新した。





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■■日本のフォークソングの歴史、フォークソングの名曲、昭和のフォーク、フォークソングの名作■■
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日本のフォークソングの歴史、フォークソングの名曲、昭和のフォーク、フォークソングの名作


■■日本のフォークソングの歴史、フォークソングの名曲、昭和のフォーク、フォークソングの名作(2)■■
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サザンオールスターズ名曲集【3】●アルバム「10ナンバーズ・からっと」 [サザンオールスターズ]

サザンオールスターズ名曲集【3】●アルバム「10ナンバーズ・からっと」

「いとしのエリー」発売直後に発売されたアルバムである。シングルカットとなる「思い過ごしも恋のうち」も収録。

このアルバムの歌詞カードには何曲か歌詞が正しく載っておらず「☆◎♂」などの記号で埋められている作品がある。

同バンドはオケを録り終えてから歌詞を考えるという順番で楽曲を作っているが、当時はとにかく忙しく締め切りに間に合わなかった結果、シングルになった以外の曲は桑田の下書き段階のものをそのまま掲載し、全く歌詞ができていなかった3曲は記号になった。


●1.お願いD.J. 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:新田一郎
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=cUgwEHrcV1E

間奏中にはDJのウルフマン・ジャックの物まねをした桑田の語りが収録されている。
ちなみに映画「アメリカン・グラフィティ」では桑田が彼の吹き替えを担当していた(小林克也のバージョンもあり)。



●2.奥歯を食いしばれ ※ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=8thC37Ae4Q4

本作にのみ収録。パーカッションが前面に打ち出された曲である。



●3.ラチエン通りのシスター 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=miyk3PfxI5Y

ラチエン通りは茅ヶ崎に実在する通りの名前。
桑田が中学時代に好きだった同級生をモデルに書いたと言われている。



●4.思い過ごしも恋のうち 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:新田一郎
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=WDRLWIyWNJE

4枚目のシングルとしてシングルカットされた。
シングルバージョンは本アルバム収録バージョンとコーラスやホーンセクションアレンジが違い、この後のコンピレーション版などにはこのアルバムバージョンで収録されている。



●5.アブダ・カ・ダブラ (TYPE 1) 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ

この曲のラストには飛行機の飛行音が収録されており、この音がTYPE 2に、ひいてはB面に繋がるようになっている。


●6.アブダ・カ・ダブラ (TYPE 2) ※ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ

この2曲の別歌詞バージョンが「日清焼そばU.F.O.」のCMソングになっている。
ちなみにTYPE 3はシングル「いとしのエリー」にのみ収録されているためTYPE 3が一番先に世に出ていることになる。
歌詞はTYPE 1、3ともに同じであるが、前曲からのつながりのためイントロとアウトロが別テイクになっている。

 
●7.気分しだいで責めないで 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/管編曲:新田一郎
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=i9mJiZRLWK8

2枚目のシングル。
イントロをはじめアレンジはかなり違ったものになっており、別テイクによる新録になっている。
この後のコンピレーション版などは全て本作でのアルバムバージョンが収録されている。


●8.Let It Boogie 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦管編曲:兼崎ドンペイ
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=pr0m07wnuwc

LION「ザクトライオン」のCMソングになった。


●9.ブルースへようこそ ※ 作詞・作曲・編曲:サザンオールスターズ

「思い過ごしも恋のうち」のB面曲として同曲と同様にシングルカット。歌詞は男の同性愛らしき事を歌っている箇所がある。


●10.いとしのエリー 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/弦編曲:新田一郎
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=bFSb_HqdsVQ

3枚目のシングル。後にレイ・チャールズも全英語詞でカバーした。



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サザンオールスターズ名曲集●シングル「気分しだいで責めないで」他 [サザンオールスターズ]

●2.気分しだいで責めないで(1978年)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=i9mJiZRLWK8

デビュー曲「勝手にシンドバッド」のいきなりのヒットに続いて発売された。
当時ブレイクした曲から同じジャンルやタイプのシングルを3作連続で出す所謂「3枚サイクル」に添って発売された作品。
本製作時及び発売時には、デビュー曲からいきなり売れブレイクしてしまったことにより、思うように曲作りができなかったことからほぼノイローゼ状態であったと言われ、当時のテレビ番組で桑田佳祐もそのようなことを連呼している。



●3.いとしのエリー(1979年)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=8jmNMm3ez3s

オリコンチャートで1位は獲得していないが、1992年の『シュラバ★ラ★バンバ』『涙のキッス』まで、サザン歴代トップの売り上げだった。
ビクターによる出荷枚数は累計125万枚。

仮タイトルは「心に翼を持つ男」。
タイトルの由来について、サザンオールスターズがTBS系音楽番組『ザ・ベストテン』に出演した際に、エリック・クラプトンの「エリック」を短くしたものであると発言しており、また所属事務所も桑田が敬愛するエリック・クラプトンへの想いと、メンバーが原由子に捧げた曲だとしている。
しかし、桑田の実姉が名がエリコ(岩本えり子)であることから、歌詞には姉への想いが込められているのではないか、とする説もあった。
後に日本テレビ系音楽番組『速報!歌の大辞テン』でランクインした際には後者の説が紹介されている。
しかし桑田本人がラジオ番組でこの件に触れ、エリック・クラプトンの説と、実姉の説は当時のインタビュー等で適当に語ったものだと話し、真相は「エリー」という言葉の響きの良さから決めたものだと明かした。




●4.思い過ごしも恋のうち(1979年)
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦管編曲:新田一郎)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=WDRLWIyWNJE

もともと3rdシングルの予定で製作されていたこともあり、「勝手にシンドバッド」や「気分しだいで責めないで」と似たような曲調である。
「10ナンバーズ・からっと」からのシングルカットであるものの、コーラスなど一部のアレンジが変更されている。
シングルバージョンで収録されている作品はアルバムとしては無いため、現在シングル盤にのみ収録となっている。



●5.C調言葉に御用心(1979年)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ICj25D5dkhc

サザンオールスターズの1979年を締めくくる作品。
本作はオリコンウィークリーチャートで自己最高位タイ(当時)の2位を記録。
タイトルである「C調」とは、「調子いい」→「ちょうしー」→「しーちょう」→「C調」と言う業界用語的な変形である。
意味として「調子のいい言葉に気をつけろ」となる。
C調(ハ長調)のメロディーが明るくのりがいいことに掛けている洒落でもある。
なお、楽曲そのものはC調ではなくE調(ホ長調)である。
アルバム「10ナンバーズ・からっと」はテレビ出演の合間を縫ってのレコーディングだった為、満足の行く仕上がりにはならず、今後の活動に行き詰まりを感じていたが、本作を満足の行く曲に仕上げヒットにも繋がったことで、プロとしてやっていく自信がついたという。
ナビスコ『チップスター』CMソングにもなった。




●6.涙のアベニュー(1980年)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=UgQB-ciV5kQ

本作からFIVE ROCK SHOWと打ち出し、シングルを5か月連続で1枚ずつリリースする企画がスタートした。
レコーディングに専念するという理由で、それまで頻繁かつ積極的に行っていたTV出演をしなくなる。
これによりサザンは露出だけでなく、シングルセールスまで落ち込む結果になった。
本作はデビュー6作目にして初めて、オリコンウィークリーチャートでTOP10入りを果たせず、これは「チャコの海岸物語」まで続いた。

横浜をモチーフにしており、歌詞の中には横浜周辺の地名や横浜を連想するキーワードなどがちりばめられている。
曲はボズ・スキャッグスの「Harbor Lights」に着想を得てかかれた。そのため、歌詞中にも「ハーバーライト」というフレーズが登場する。また、基本的にコードを4つしか使っておらず、シンプルにまとめられている。
桑田によると、この曲は当初B面候補だった。




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サザンオールスターズ名曲集●サザンオールスターズ:アルバム「熱い胸さわぎ」 [サザンオールスターズ]

●1.勝手にシンドバッド 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:斉藤ノブ &サザンオールスターズ/管編曲:Horn Spectrum

デビューシングル。
  ↓
http://www.youtube.com/watch?v=uoOt5hhKCuY

この曲から、サザン伝説が始まる

「胸騒ぎの腰つき」って、そんな歌詞もあり? と当時は思ったものだ。





●2.別れ話は最後に 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/管編曲:Horn Spectrum
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=VukpLCEgMUY


後に発売されたシングル『いとしのエリー』以前にも、この曲のようなバラード曲はデビュー当初に発表されている。

デビュー曲候補であり、当初メンバーはこの曲をデビュー曲としたかったが、スタッフの意向でインパクトのある『勝手にシンドバッド』でのデビューとなった。

曲はボサノバ調であり、アマチュア時代の曲名は「ボサノバ69」であった。

『桑田佳祐の音楽寅さん ~?MUSIC TIGER~?』(第2期)のライヴ企画では、アンコール曲として演奏されることが多い(地上波では放送されず、DVD版のみ収録)。





●3.当って砕けろ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/管編曲:Horn Spectrum
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=GvQsTccPwZo

1枚目のシングル「勝手にシンドバッド」のB面曲。

歌詞では熊本民謡「おてもやん」の一節「あんたこの頃 嫁入りしたではないかいな」を転用している。

この頃から「おもろい路線」を用意していたサザンオールスターズである。




●4.恋はお熱く 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=jiM3Vu1wuMA

本作の中でメジャーデビュー決定後に作った唯一の楽曲である。

曲は8分の6拍子のバラードである。

「渚もの」シリーズだ。



●5.茅ヶ崎に背を向けて 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/管編曲:Horn Spectrum
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=I1LSza7Z4RQ

桑田と原由子のデュエット曲。

「はらぼう」の歌のうまさがこの頃から、光っている。



●6.瞳の中にレインボウ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ

再発のCD盤の帯部分などでは、この曲のタイトルが「瞳の中のレインボウ」、「瞳の中にレインボー」と誤記でクレジットされてしまっている。

曲のタイトルはレオンラッセルの同名曲からの引用。

曲の後半はスローブルースとなっており、同バンドが初めてブルースを採用した曲である。




●7.女呼んでブギ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/管編曲:Horn Spectrum
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=_O7zfVJPtbw

メジャーデビューのきっかけとなったヤマハEast West'77に出場した際演奏された曲。

原がイントロのピアノを緊張によって過去最速のスピードで弾いてしまったという逸話がある。

このEast West'77でも音源はレコード化されており、現在唯一の同バンドのアマチュア音源と言えるが、入手は非常に困難である。

また、未だに途中の歌詞があやふやであることから「永遠の未完曲」とも言われ、桑田自身も2003年のフジテレビ系『桑田佳祐の音楽寅さん ~?MUSIC TIGER~?』内で「まだ出来てない」と語っている。

歌詞中にも歌詞カードの記載と歌唱が一部異なっており、これは現在公式サイトや最後に収録された作品である1995年の『HAPPY!』でも修正されていない。

2004年のライブ、『サザンオールスターズ真夏の夜の生ライブ~海の日SP~』『年越しライブ2004-2005 「暮れのサナカ」』では、上記の歌詞を野沢がシャウトしている(酉年であったことから2度目はニワトリの鳴き声)。 う~~ん、こんな歌詞を歌にしてしまうなんて・・・・・・・



●8.レゲエに首ったけ 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/管編曲:Horn Spectrum

タイトル通りレゲエをテーマにした曲調。

タイトルや曲調でレゲエ色を前面に打ち出した曲は、アルバム「NUDE MAN」の「来いなジャマイカ」を除いて、この後ほとんど発表されていない。



●9.いとしのフィート 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/管編曲:Horn Spectrum
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=931HmPqbUsc

タイトルのフィートはリトル・フィートから取ったものである。

曲調はリトル・フィートのオマージュだが、歌詞は全く関係なく、1人で過ごす大晦日からお正月の寂しさを歌っている。

歌詞の内容から、年越しライブの年明け1曲目で度々歌われている。



●10.今宵あなたに 作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:サザンオールスターズ/管編曲:Horn Spectrum

歌詞に登場する“天ぷら屋”とは、メンバーの原由子の実家が家業としている、横浜・関内の天ぷら料理店「天吉」のこと。

また歌詞中に登場するフレーズ「素肌負けないで」は、1976年の資生堂のキャンペーンのキャッチフレーズから引用している。





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フォークソング名曲集●サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」 [日本のフォークの歴史]

●サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」

ハッキリ言って、サザンは「フォークではない」と言われるだろうが、僕にとっては「最後のフォークバンド」という印象だ。

もちろん、そんなジャンルにこだわらずに活躍しているサザンが好きだ。



1975年頃、青山学院大学で活動が始まり、音楽サークル“Better Days”(ベター・デイズ)のメンバーだった桑田を中心に母体となるバンドが結成される。

幾度かのメンバーチェンジの後、1977年にアマチュアバンドのコンクールである「ヤマハEastWest '77」に出場し桑田がベストボーカル賞を獲得。

この頃には青学生ではなかった松田弘・野沢秀行も加わり、メンバーはデビュー時の6人に固まった。

当初は独特かつ奇抜なその音楽性が敬遠され大手の事務所はサザンを敬遠していたが、当時新興事務所であったアミューズの大里洋吉社長(当時)が「フォークソングの時代は終わり、これからはロックの時代が来る」という判断の下でスカウトしたが、メンバーの大里に対する第一印象はあまり良いものではなかったという。

また大森と大里がデビューにむけて着々と準備を進めるなか、焦ったためか桑田がワーナー・パイオニアとレコード契約を結んでしまったというエピソードもあるが、この件は関係者が出向いて話を収めたという。


1978年6月25日にシングル「勝手にシンドバッド」でビクター音楽産業(現・ビクターエンタテインメント)からデビューし、それまであった歌謡曲やロックなどのジャンルにとらわれない衝撃的な印象を残す。

事務所側はこのデビューに際し、フォークシンガーを中心に「テレビ出演の拒否」をする風潮が強い中あえて音楽番組に積極的に出演させるほか、ドラマ・CM等のタイアップを中心にお茶の間層の取り込みを狙う戦略を取った。


「何を言っているか聞き取れない」と言われた歌などからコミックバンドと評される向きもあった。

年内にはこの「勝手にシンドバッド」がスマッシュヒットしたことでスターダムにのし上がったものの、この曲のヒットによって「次のシングルでのヒット」も確約せざるを得ない状況になり、桑田は山中湖のレコーディングスタジオで「曲作りのための“缶詰状態”」にされるなど、事務所やレコード会社からのプレッシャーを受けながら多忙な生活を送り「ノイローゼになるほどだった」と後に語っている。

この精神状態の中から生まれたのが2ndシングル「気分しだいで責めないで」であった。


翌年3月25日、3rdシングル「いとしのエリー」を発表。レコード会社との間で「3枚目のシングルまで同系統の楽曲を発表する」という旨を話し合い、後の4thシングルとなる「思い過ごしも恋のうち」が発売されることも半ば内定していたが、桑田曰く「メンバーは飽きちゃってた」「(ビートルズの)『レット・イット・ビー』のレコーディング風景が頭にあって、あんな音楽が出来たらいいと思った」ことから予定を変更。

この曲の発表で「本格派の音楽バンド」という評価を受け始めるようになり、その人気を確実なものにした。




1982年1月21日に14thシングル「チャコの海岸物語」を発表。

桑田曰く「グループ・サウンズのパロディ」であったり、当時人気絶頂であった田原俊彦の声色を意識して歌ったりと起死回生を賭けた開き直りの歌謡曲だった。

この直後桑田と原は結婚を発表し、TBS系音楽番組『ザ・ベストテン』などでも祝福され、結婚式にはファンを呼ぶなど公私共に祝事が続いた。

1985年にはサザンとしては初の2枚組オリジナルアルバム『KAMAKURA』を発売した。

数回の発売延期を重ねつつも長期間のレコーディングセッションの中で生まれたこの濃密なアルバムには、サザン史上最高のアルバムだという声もある。

佐野元春から声がかかり「国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW」にも出演した。

同製作時期に原が産休に入り、サザンとしての活動もひとつの頂点に達してしまったため一旦活動を休止。

桑田はKUWATA BANDとしての活動の後個人ソロを開始し、他のメンバーもそれぞれソロ活動に入った。



1992年7月21日に30thシングル「シュラバ★ラ★バンバ」、31thシングル「涙のキッス」を2枚同時発売し、サザン、そしてオリコン初のシングルチャート初登場1,2フィニッシュを果たした。

「涙のキッス」はTBS系ドラマ「ずっとあなたが好きだった」の主題歌に起用され大ヒット、サザンでは最高記録となる7週連続オリコン首位を獲得するなどサザン初のシングルでのミリオンセラーを突破した。

1993年には32thシングル「エロティカ・セブン」がフジテレビ系ドラマ「悪魔のKISS」の主題歌に起用され再びミリオンを超える大ヒットを記録。

そんな中1994年には桑田がソロ活動を再開し、サザンの活動は約1年間休止となった。



1999年9月26日・27日、ファンクラブシークレットライブ「'99 SAS事件簿 in 歌舞伎町」を行う。

桑田曰く「ファンの空気に触れて刺激を受けた」とのことで、その当時レコーディングしていた曲(桑田ソロ「可愛いミーナ」の元曲など)も方向性がガラッと変わり明るくなったという。

翌2000年1月26日に44thシングル「TSUNAMI」を発売。

この曲は前述のイベントから生まれた曲であり「売れるものを作った」などと桑田自身も語っている。

以降サザンはある程度保守的な方向性へとシフトチェンジしていく。

サザンのシングルでは久々となった切ないラブバラードのこの曲は、当時大人気だったTBS系バラエティ番組『ウンナンのホントコ!』のコーナー『未来日記III』のテーマソングとなり大ヒットした(再発盤のシングルも含め293万枚を売り上げ、オリコン歴代シングルランキングで3位に、シングルCDとしては現在1位にランクインされている)。

かねて何度も逃した日本レコード大賞もこの年に獲得した。

今作を機にサザンは長らく続いたセールス低迷から脱け出し、続く45thシングル「HOTEL PACIFIC」もヒットし、夏には桑田の地元である神奈川県茅ヶ崎市の地元住民の署名運動の結果、2日間の野外ライブ『茅ヶ崎ライブ ~あなただけの茅ヶ崎~』を行った。

一方そのライブが終了した直後に大森が休養を発表し、翌2001年には正式に独立を発表しメンバーから脱退した。

その前後から桑田らは再びソロ活動を開始。桑田はシングル「波乗りジョニー」「白い恋人達」がそれぞれミリオンセラーを達成した。



2008年、30周年に伴う53thシングル「I AM YOUR SINGER」の発売やライブなどの活動・プロモーションの発表と同時に、2009年以降メンバー個々の自由な発想による音楽活動を展開するべくサザンオールスターズとしての活動を無期限休止にすることも発表した(2006年のTHE 夢人島 Fes.を最後に実質的にサザンとしての活動は行われていなかったものの、この間を活動休止期間と定めていない)。

期限を設けない活動休止は原の出産・KUWATA BANDの活動などがあった1985年 - 1986年(活動休止は1988年夏まで)以来2回目のことである。

この活動休止については発表の当日にNHKテレビの『おはよう日本』がこのニュースを報じた他、民放各局で大々的に取り上げるなど日本のミュージシャン・ユニットの話題としては異例の報道や特集がなされ反響を呼んだ。

桑田自身は『活動休止の理由はより新しいものをつくるための充電期間』としている。

また、『(キラーストリートで)現状でのサザンでできることのほぼすべてをやりつくした』『今のままでも活動を続けようと思えばできるが、それではサザンという看板にぶらさがっているだけで、甘えているだけになってしまう』とも語り、『(サザンの)解散は絶対にない』と断言している。


サザンオールスターズについては特集ページを作ります。



●サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=vpCekH9Pte4

凄い早口で、なんじゃ、コレ? って感じだったな。

でも、軽快なテンポにちょっとエロチックな歌詞が若い僕にも受けたよ。

まさか、30年もつきあうとは思わなかった。

本当を言えば、一発屋かと思った。




●サザンオールスターズ「いとしのエリー」
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=bFSb_HqdsVQ

この「いとしのエリー」を聴いた時、「このバンド、ここが勝負だな。これがヒットすれば、長続きするだろうな」と思った。

「勝手にシンドバッド」とか一転、スローバラード。

しかし、ファンはついてきた。

この「エロチック」→「バラード」というパターンはその後のサザンオールスターズの戦略になった。





●サザンオールスターズ「真夏の果実」
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=spSA41AteoM

これまた、今や「夏の歌と言えば?」というアンケートでは必ず上位(大体、一位だ)になるバラード。

「夏はサザン」というイメージを植え付けた名曲だ。




●サザンオールスターズ「愛の言霊」
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=5FWNYOc4zLM

摩訶不思議な言葉と韻を踏んだ歌詞、それにのっかるメロディーというサザンワールド(と言うか、桑田ワールド)の代表曲。

歌われている世界も、人間界と妖怪界を結ぶような魑魅魍魎の世界。

こんな歌、サザン以外に考えられない。




●サザンオールスターズ「TSUNAMI」
     ↓
http://www.youtube.com/watch?v=j8-LCITNla8

日本ポップス界最大のヒット曲。

夏、海、恋、女・・・日本の歌謡曲でさんざん取り上げれたテーマをどうアレンジしたら、これだけのヒットになるのか?

奇跡的な曲だ。

明石家さんま曰く「好きなのに、泣いたのは何故?・・・・・桑田は天才や。くやしいなぁ」






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フォークソング名曲集●松任谷由美(荒井由美)「ひこうき雲」 [日本のフォークの歴史]

●松任谷由美(荒井由美)「ひこうき雲」

ユーミンファンには怒られるかもしれないけれど、僕の中ではユーミンも「フォークシンガー」だ。

ただ、彼女の出現頃から「ニューミュージック」という言葉も使われていた。


1972年4月に多摩美術大学に入学。

初めは作曲家志望だったが、アルファレコードを設立した村井邦彦の勧めで、同年7月5日にかまやつひろしがプロデュースしたシングル「返事はいらない」で荒井由実としてデビュー。

同シングルは300枚しか売れず、後に幻のデビューシングルと呼ばれるようになる。

1973年11月にファーストアルバム『ひこうき雲』を発売、TBSラジオの深夜放送番組『パックインミュージック』金曜日第2部を担当していたパーソナリティの林美雄の絶大な支持を受けて知名度が上がり、翌1974年より本格的にステージ活動を開始する。

1975年10月発売のシングル「あの日にかえりたい」(TBSドラマ『家庭の秘密』主題歌)が、初のオリコンチャート1位を獲得(それ以前にもバンバンへの提供曲の「『いちご白書』をもう一度」が1位を獲得している)、1976年の年間シングル売り上げチャート10位のヒットとなり、第一次ブームを迎える。

さらにこの年には、年間アルバム売り上げチャートTOP10に、旧譜を含む3枚のアルバムがランクインするという快挙を成し遂げた。

彼女が活動を始めた時期は、自作自演を行う人の中からアメリカやイギリスの1960年代の音楽に深く影響を受けた、フォーク(後にニューミュージック)と呼ばれるジャンルの音楽を志向する人々が増えてきた頃にあたり、彼女は女性としてはその草分け的存在の一人であると言える。

初期の頃の「ニューミュージック」は楽曲的にはフォークソングの系譜を受けつぎながらも、詞に関しては従来型の「四畳半フォーク」等と揶揄されていたほど生活観や生々しい恋愛描写に満ち溢れていたものであったのに対し、彼女の作品はそうした生活観を直接的にさらけ出した表現を避け、叙情を重視した詩的な歌詞であった為に話題を呼んだ。

また歌詞に東京近郊の名所を盛り込むなど都会的なセンスを兼ね備えていた点も評価されていた。


1975年12月にアレンジャーの松任谷正隆と婚約、1976年11月29日に横浜山手教会にて結婚、松任谷由実となる。

本人には引退する考えもあったようだが、結婚後も途切れず音楽活動を続行。


1981年6月のシングル「守ってあげたい」が1981年年間シングル売り上げチャート10位のヒットとなり、第二次ブームが到来。

その年のアルバム『昨晩お会いしましょう』以降のオリジナルアルバムは17枚連続でオリコン1位を獲得、1988年のアルバム『Delight Slight Light KISS』以降は8枚連続のミリオンセラーを連発。



1996年、旧姓荒井由実の名で活動を行う。セルフカバーシングル「まちぶせ」を発売。

また、当時の仲間のミュージシャンを集めて、『Yumi Arai The Concert with old Friends』を開催した。

このライブアルバム発売に伴い、年末リリースのアルバムが数ヶ月遅れた。

これ以降、日本の恒例行事とまで呼ばれたサイクル(冬のアルバム発売~夏までツアー)が若干緩やかになったが、「カリスマはもういい。これからは好きな音楽をやる」と宣言した彼女は、以後も精力的に作品を制作。

ステージはますます大掛かりになり、1999年にはロシアのサーカスチームとコラボレートした制作費50億円のコンサート『シャングリラ』を開催。

前代未聞の興行として話題になる。同コンサートは2003年に『シャングリラII』、2007年にはシリーズ最後を飾る『シャングリラIII』として開催された。

コンサートツアーや逗子、苗場の映像が残されているが、発売へ向けて期待に沿えるものを計画中。

また、松任谷正隆は『ひこうき雲』からの全アルバムをリミックスしたいと発言。

5.1chサラウンドにも対応し、よりマスター音源に近づけることが可能なBlu-ray Audioにも興味を示している。


松任谷由美に関しては別に特集のページを作る予定です。



●荒井由美「ひこうき雲」
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=GlsYJ1Ykiu8

高校時代のガールフレンドと喫茶店にいた時に、この曲がかかり、途中からガールフレンドが泣き始めた、という思い出がある。

荒井由美を世間に知らしめた初期を代表する名曲。

こんな世界を歌にする人は、当時、ユーミンしかいなかった。



●荒井由美「あの日に帰りたい」
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=pkdSkCkG7DQ&feature=fvst

この曲を聴くと、所謂「フォークソング」と一線を画するような気もするが、歌詞をよく聴くと、やっぱり「フォークソング」だなと(僕には)思えた。



●松任谷由美「春よ来い」
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1u_TgwSxrWQ

懐かしい言葉とメロディでありながら、斬新なシーンを想像させる名曲だ。

NHKの朝の連ドラの主題歌だった。

優しさに溢れた歌だ。




●松任谷由美「守ってあげたい」
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=zvHU_rtBDW4

女性の母性本能を歌にしたら、こんな感じになるんだろうな、と思わせる曲。

ユーミンワールドだね。






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