日本のフォークソングの歴史・昭和のフォーク●小室等と六文銭「雨が空から降れば」「出発の歌」 [日本のフォークの歴史]

小室等。

日本のフォーク界の重鎮にして良心。


六文銭

初期:主なメンバーに、 岩沢幸矢、石川鷹彦、入川捷、小室のり子がいた。

バンド名は「四谷3丁目で目に付いた居酒屋の名」を採ったと岩沢幸矢が書いている。

その後、別役実の芝居などに楽団「六文銭」として参加。

この時期には歌手・役者など様々なメンバーが出入りしたという。

中川五郎とのカップリングのインディーズアルバム『六文銭/中川五郎』でURCからデビュー。

最盛期:主なメンバーに、及川恒平、四角佳子、原茂、橋本良一がいた。

『キングサーモンのいる島』をベルウッドレコードからリリース。

『サーカスゲーム』や上條恒彦と六文銭が歌った『出発の歌』(たびだちのうた)がヒットした。その1年後に解散。



四角佳子は吉田拓郎の一人目の奥さん。

吉田拓郎が四角佳子と結婚する時に作った歌が「結婚しようよ」。

のちに吉田拓郎、泉谷しげる、井上陽水らと小室等はレコード会社「フォーライフ」を設立し、初代社長になる。

小室等は拓郎とお酒を飲むと、最後はいつも「じゃ、拓郎、なんで戦争はあるんだ!?」と、戦争の話しになると、拓郎がラジオで愚痴っていた。



小室等と六文銭の代表曲。

●「雨が空から降れば」(1971年)
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=bF0R6SBG174

シナリオ作家の別役実の詩に小室等が曲をつけた、フォーク史上に残る名作だ。



●上條恒彦と六文銭『出発の歌』(1971年)
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=UZiRcFX8ezU


ヤマハ音楽振興会主催の「合歓ポピュラーフェスティバル'71」でグランプリを受賞した。
一般の人の間にフォークソングというジャンルが知られる前に、一躍、最前線に出た曲だ。
男性シャツのCM等にも使われた。



●小室等の名作「いま生きているということ」
    ↓
http://www.youtube.com/watch?v=bkFz3tjUuDs


詩人、谷川俊太郎の詩に小室等が曲をつけた。
僕は、何度も、この曲に命を救われた。

谷川俊太郎との合作は他にも「お早うの朝」がある。


●「お早うの朝」
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=_tO9hK6ucEk


●他の歌手に提供した曲の中にも名作がある。

『俺たちの朝』(松崎しげる)
   ↓
http://www.youtube.com/watch?v=LW8iPIs9Wyg





■■日本のフォークソングの歴史、日本のフォークソングの名曲、昭和のフォーク、日本のフォークソングの名作■■
             ↓
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